会社の教育担当になってからというもの、どういったニーズが必要であるかを意識付けしてもらうことに苦労しました。
それは、日々の仕事に困っていない場合、何をすべきかわからない、といった意見があったことがきっかけでした。
会社が目指すべき姿を示しているにもかかわらず、それを達成するために、自分がなにをすべきかがピンとこない状態になっていたのです。
そこで、細かく部門ごとに、今年一年何に取り組んでいけば、会社の望む目標が達成できるか、を具体的に示してもらいました。
そして、各課で行うべき内容を具体化してもらい、できる限り数値化していきました。
その結果、担当者レベルが何をすればよいか、具体的に出てくるようになりました。
そして、それこそがニーズとして、共有できた事実として、足りない能力を補うための教育内容にすることができました。
これにより、何のために能力を上げなければいけないかが明確になり、積極的な参画が可能になりました。